腸内環境を整え、血糖値を下げる
「一杯のみそ汁」が理想の朝食

血糖値を下げるためには、まず腸内環境を整えることが大切です。腸が整っている「美腸」の人は、消化吸収がスムーズで代謝もよく、食べたものがスピーディーによく燃えます。反対に腸が整っていないと代謝が鈍く、太りやすくなり、血糖値の上昇にもつながってしまいます。美腸に有効なのは、乳酸菌と食物繊維が一緒に摂れるもの。そのうってつけのメニューが「みそ汁」です。発酵食品には「動物性」と「植物性」のものがありますが、日本人に適しているのは後者だといわれています。みそは、その代表格でもあるのです。「朝食に一杯のみそ汁」を習慣にしてみる。それだけで、腸内環境を効率よく整えることができます。

身近な発酵食品を取り入れて腸を整えよう!

発酵食品とは、微生物などの働きによって食材を発酵させたものです。ヨーグルト、チーズなどの乳製品や、納豆、みそ、漬け物、かつお節、キムチなどがあります。また、お酒やお酢なども発酵を利用した食品です。

植物性発酵食品
みそ、ぬか漬け、キムチ、納豆、ピクルス、塩麹、ザワークラフト、テンペ…など
動物性発酵食品
チーズ、ヨーグルト、ナンプラー、アンチョビ、塩辛…など