今日からできる「脳活のススメ」
~最新科学が証明する脳にいい食べ物とは?~

人の名前がなかなか出てこない、若い時のように頭がサクサクと働かない気がする…そんな症状に思い当たったら、ぜひ、食習慣を見直してみてください。『最新科学が証明した脳にいいことベスト211』では、脳にいい食べ物を積極的に摂ることで脳機能がアップすると説いています。そこで今回は、脳の活性化をうながす食べ物や食事法を紹介します。

脳がもっとも必要とする食事は「朝食」!

朝食をとる人は問題解決能力、精神力、忍耐力が強くなる傾向があるというデータがあります。これは脳の主要なエネルギー源となるブドウ糖が毎朝しっかり補給されるからです。寝起きに食欲がわかないという人は、果物などの軽めの朝食から始めみてはいかがでしょう。

「オメガ3」摂取で記憶力アップ

アマニ油やエゴマ油といった植物性の油や、鮭・マグロ・イワシなど脂肪分の多い冷水魚のほか、ナッツ類に含まれる「オメガ3脂肪酸」は記憶力を改善する効果があります。オメガ3脂肪酸は体内で作ることができないので、日々の食事で積極的に摂取するよう心がけたいところです。

認知機能を高める「チョコレート習慣」

チョコレートの原料として知られるカカオ豆には「カカオフラバノール」という抗酸化物質が含まれ、認知機能の衰えを回復させる効果があるといいます。カカオ成分がどのくらい含まれているか表示をチェックして、より多く含まれているものを選ぶといいでしょう。