健康効果を高める「正しい入浴法」
~マインドフロネスでストレス解消!~

入浴+瞑想でリラックス効果が倍増

自宅で仕事をする機会が多くなり、生活にメリハリがなくなったと感じている人が増えています。そんな人は、「入浴」でオンとオフの切り替えをしてみてはと、著者の早坂信哉先生はアドバイスします。

まず、見直すのはバスタイム。シャワーで済ますのではなく湯船に浸かる習慣を。入浴後はパソコンやスマホを触らずに「オフの時間」とすると、仕事とプライベートの切り替えがしやすくなると早坂先生。また、リラックス効果を高める入浴法として伝授するのが、「入浴」と「瞑想」を組み合わせた「マインドフロ(風呂)ネス」です。お風呂との温浴効果と浮力の効果で心の疲労もすっきりと解消できるといいますので、ぜひお試しください。

さっそくマインドフロネスを実践しよう

  1. 浴室の照明は暖色系、または電気を消して脱衣所から差し込む光のみにして、リラックスできる雰囲気を演出。湯温は40℃か少しぬるめに設定します。

  2. 湯に浸かったら、腹式呼吸をします。薄目を開けて、息を吸うときは3秒かけて鼻から吸い、吐く時は口から5秒かけて吐き出します。これを10∼20回繰り返します。腹式呼吸によって、リラックス効果が高まります。

※体調のすぐれない場合や、発熱(37.5℃以上)、血圧が160/100以上あるという場合は入浴を控えましょう。また、入浴前後には、脱水予防のためコップ1~2杯の水分を取りましょう。