幾つになっても体は変えられる。
背骨と胸椎の“ゆる関節ストレッチ”
ゆる関節ストレッチとは、加齢とともにガチガチになってしまった関節をほぐし、本来の柔軟性を取り戻すためのストレッチです。大切なのは毎日続けること。紹介するストレッチは、簡単かつ1分ほどでできる内容になっているので、無理なく日常に取り入れることができるでしょう。継続し、関節がやわらかくなるにつれ「体って、こんなにラクに動かせるのか」と、うれしい変化を実感できるはずです。
はいはいのポーズ
両手、両ヒザを床に着け、両ヒザの間をこぶし1つ分ほど広げます。両手は肩よりも、やや前に着けて、重心が両手、両ヒザに均等にのるよう意識。
背骨を丸める
息を吐きながら、みぞ落ちを内側に引き込むように背骨をゆっくり丸めていきます。このとき、頭から動かさないように注意しましょう。
背骨を逆Cカーブ
2のポジションから、息を吐きながら、みぞおちを右に動かしながら、背骨をゆっくりとカーブさせます。腰が横に動かないように。
背骨を反らせる
3のポジションから体をまっすぐに戻したら、息を吸いながら、みぞおちが斜め上に向くように、ゆっくり背中を反らしていきます。
背骨をCカーブ
4のポジションから、息を吐きながら、みぞおちを左に動かすようにして背骨をゆっくり右にカーブさせていきます。
再び背中を丸める
5のポジションから、体をまっすぐに戻したら、息を吐きながら、みぞおちを内側に引き込むように背骨を丸めます。
- ポイント
- 1〜6を連動させて無理のない範囲で繰り返してみましょう。難しい場合、2〜4の動作を単独で、1と連動させながら3回ほど繰り返すだけでも効果があります。
※途中で体に痛みや違和感があったら、すぐに中止してください。※体調がすぐれないときはお休みしましょう。※手首やヒザなどに痛みがある方は、必ず医師に相談してから始めるようにしてください。