糖尿病や高血糖予防の第一歩
正しい姿勢でしっかり呼吸

糖尿病や高血糖とは、体内で余ったエネルギーの処理がうまくいかず、さまざまな問題が起きている状態です。食事で得た成分は体内で消化・吸収され、代謝によってエネルギーとして利用され、不要なものは排出されます。この流れがきちんと行われないと、太りやすく、痩せにくい体になり、肥満や血糖値の上昇につながってしまうのです。血糖値を下げたければ、体を燃やす力、すなわち「代謝力」を上げていくことです。その基本となるのが、「姿勢を整えること」。姿勢の良し悪しだけで、体には大きな違いが出てきます。運動に敷居の高さを感じている人も、「姿勢を正しくする」ことなら継続できるはず。普段から姿勢を正し、息を素早く吸って、ゆっくり吐くことを心がけましょう。

正しい姿勢を心がけよう

正しい姿勢とは、立ったとき、耳・肩・腰・くるぶしがまっすぐな線で繋げる状態です。また、座っているときは背もたれにもたれたり前かがみになったりせず、椅子に深く腰かけて骨盤を立てて座ることが大切。

こんな人は「悪い姿勢」に注意

  • 座るときによく足を組んでしまう
  • バッグはいつも同じ側で持つことが多い
  • デスクワークで長時間座りっぱなし
  • スマホやパソコンを見る時間が多い