冬の体調管理に効く「にんにく麹」のスタミナ効果

スタミナ野菜としてもおなじみのにんにくには、「非栄養性機能物質」という、薬効成分が含まれています。具体的には、アリシン、スコルジニン、ニンニクレクチンなどのことです。まずアリシンは、末梢の血管を拡張させる働きを持ちます。スコルジニンは、消化促進作用、新陳代謝促進といった働きが。そしてニンニクレクチン。これには腸の中の免疫を活性化し、腸内環境を整備し免疫力アップさせる効果があります。これらに、腸からの吸収効率をアップさせる米麹の力を借りることで栄養吸収効率を高めてくれるのが「にんにく麹」。さっそく作って試してみましょう。
にんにく麹の作り方
にんにくの香りばかりか、うま味も米麹の効果で、格段にアップします。
- 材料(乾燥米麹50g分)
- すりおろしにんにく…20g
- 水…200ml +大さじ2〜3杯
- 乾燥米麹…50g
- 塩…10g


ボウルでよく混ぜ合わせた米麹、塩にすりおろしにんにくを入れ、さらによく混ぜ合わせる。

水200mlを加えて混ぜ合わせたらラップをして発酵させる。


完成!
清潔な保存容器に移し、麹が浸る程度の水(大さじ2〜3杯)を調整して加え、ふたをして密閉保存。冷蔵庫で保存し、1日1回、容器の底からよくかき混ぜる。日を追うごとに甘みととろみが増す。
