だ液の“殺菌・消毒・抗菌”力にいまこそ注目！病に負けない力を引き出そう！

私たちには本来、外から侵入してきた異物から体を守る機能が備わっています。そのひとつが“だ液”。天然のスーパー消毒液とも呼ばれる、その驚くべき働きが解明されたことで、全身に与える口内環境の影響力が、見直されています。そんな、だ液のもつパワーと併せて、あなたの“だ液力”をチェックしてみましょう。

こんなにスゴイ！だ液パワー

しっかりだ液が分泌されることで、上記の作用がきちんと働くと、外部から侵入してきた病の元をシャットアウト。また、口内の善玉菌が増え、口内フローラが整うことで、歯周病や虫歯、口臭を防げるのはもちろん、がんや動脈硬化、老化の原因まで取り除くことができるんです。さらに脳内の不安感や緊張を和らげるともいわれています。

殺菌作用、抗菌作用、自浄作用、消化作用、免疫作用

あなたは、ひょっとすると「汚口」!?
口の状態診断チェックリスト

  • 歯並びが悪い。歯に隙間がある。
  • たまに、歯の間に食べかすが詰まっているのに気づくときがある。
  • 口の中がネバネバするときがある。
  • 鏡で自分の舌を見ると、苔のようなものがついている。
  • １度でも、口が臭いと言われたことがある。
  • 甘いもの（糖質）や炭水化物が好きだ。
  • 食べ物をあまり噛まずに飲み込んでしまう。
  • 口で息をするくせがある。
  • 歯ぐきから、出血することがある。
  • 歯がしみることがよくある。
  • むし歯やぐらぐらする歯がある。
  • １日１回しか歯を磨かない。
  • 舌でなめると歯の表面がざらざら、もしくは、ぬるぬるしている。
  • 歯ぐきがやせて下がっている。
  • 歯間ブラシやフロスをまったく使わない。
  • たばこを吸う。
  • 歯磨きは１回あたり1〜３分程度だ。
  • 食事をしたあと歯を磨く習慣がない。
  • 起床後、寝る前に歯を磨かない。
  • 定期的に歯医者に通っていない。
診断方法

ひとつでも該当箇所がある場合、口内が汚れている“汚口”の可能性が大。汚口＝だ液がたっぷり分泌されていない、きちんと機能していないことが考えられます。４～９個以上の場合は、かなり汚口が進行しています。まずは歯磨きを徹底してください。１０個以上の人は、生活習慣を根本から見直す必要があるでしょう。

  1. ためになる暮らしの情報－2022年1月
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